筋トレ中に音楽を聞くかどうか~「意識性の法則」から考えてみる
ジムでイヤホンを耳に音楽を聞きながら筋トレをしている人は多いですよね。
ただ私は音楽は聞かないようにしています。その理由を書いてみたいと思います。
トレーニングの7原則
トレーニングを行うにあたって効果を最大限出すために「トレーニング7原則」というものがあります。
<トレーニング7原則>
①オーバーロードの原則(過負荷の原則)
②漸進性の原則
③全面性の原則
④反復性の原則(継続性の原則)
⑤個別性の原則
⑥意識性の原則
⑦特異性の原則
どれもトレーニングんも効果を得るためには重要なのですが、僕が筋トレ中に音楽を聞かない理由はこの7つの原則の中の「意識性の原則」を意識したものです。
意識性の原則とは?
<意識性の原則>
①トレーニングに対しての意識性、トレーニング中の集中力
②筋トレ中に使っている筋肉を意識すること
例えば、腕立て伏せをするときに使っている筋肉を意識しながらきちんとしたフォームで行うのと使っている筋肉を意識せずに回数だけ行うのとでは全く効果が違います。いうまでもなく前者の方が効果は出ますね。
鏡を見ながらトレーニングするといいというのは、鏡をみることによって使っている筋肉をみて意識することができるから。
僕もできるだけ鏡のまえでトレーニングすることにしています。
なぜ音楽を聞きながらやらないのか?
その答えは、この「意識性の原則」に反するからです。
僕の場合イヤホンで音楽を聞いていると、どうしても意識が音楽の方にいってしまいます。そうすると筋トレの効果も半減ですね。せっかく同じことをするのであれば、効果は最大限生かしたいものですから。
であれば聞かない方がいいという僕の結論です。
ただし、これはあくまで僕の場合のケースですので、音楽を聞いていても集中力を維持し、使っている筋肉を意識することができる人はいると思います。そういう人は音楽を聞いていても問題ないですが、僕のようにイヤホンで音楽を聞くことによって集中力に乱れが生じて、使っている筋肉を意識できなくなる、難しくなる人は音楽を聞きながらトレーニングをするのは得策ではないはずです。
せっかく同じだけの時間を使って同じことをやるのであれば、効果は最大限に出したいはずですから。
こういった自重の筋トレも使っている筋肉を意識できるかできないかで効果が全く変わってきます。