【123冊目】『いつだってマンガが人生の教科書だった』ーマンガを侮るなかれ!!
マンガが好きな人というのはどれくらいいるのだろう?
僕はマンガが大好き。小さい頃から活字の本も読むけれど、同じくらいマンガも読んできました。
マンガが活字の本と比べて低俗的なことをたまに言われるけれども決してそんなことはない。活字の本と同様に学べることはたくさんあります。
本書は、著者がマンガから学んだことが書かれている。
マンガのセリフから人生の教訓を学んだということだ。しかも著者はマンガの主人公的な人のセリフではなく、悪党のボスのセリフが好きだという。これはなんだかわかる気がします。
本書の中で気になった部分をピックアップしてみる。
人生の意味はいつもあとからわかる
これはあの『課長島耕作』もかいている弘兼憲史さんの『黄昏流星群』からの一コマ。
人生というのはその瞬間には本当の意味、さらには何の意味があるのかなんてわかりません。それが人生の面白いところでもありますよね。
深い意味をいちいち考えずに行動していきたいと思います。
正しさを執拗に叫ぶのは、あなたが弱いからだ
これはあの『ブラックジャックによろしく』からのい一コマ。
多くの人が正しいことはいいことだ!と思っているはず。それは間違いのないことだと思いますが、現実には正しさだけでは解決できないこともあるということ。
著者もこう書かれている。
世の中には正しいことよりも、大切なことを優先しなければならないことがあるという現実を教わった
別に積極的に悪い方向へ向かえということではないので注意!
地獄から這い上がる方法は、今の延長線上にはない
『カイジ』からの一コマです。
この言葉よくないですか?僕はかなり好きな言葉ですね。
現状が地獄だとしてその延長線上には地獄しかない…。現状を打破するには、その延長線上で耐えていても何にも解決しない。そうではなくどうしたら今の現状を打破できるのかを考え工夫して行動していくことが大事だなと。
人間どうしてもその延長線上でものごとを考えてしまうので、注意が必要ですね。
やれなかったのではなく、やらなかったのだ
『銀牙』から。この『銀牙』小さいころかなり読み込みました。
やるかやらないか。この2つは非常に大きい。やらなかったら一生できないまま。やればできるかもしれない。
やるかやらないかのこの2つを分けるのはなんなのか?要するにやる勇気を持てるかどうか。だと思います。
能力は関係ない。
何事も命がけで勝負すると、限界を超えて奇跡を起こす。
本気で達成したい目標があるのなら、言い訳できないくらいに立ち向かってみることだ。
今までやらなかったことはどれくらいあるだろう。反省です…。
☆☆☆☆☆
マンガにしろ、映画にしろ様々なものに触れる中で得られるものは多いはず。
大事なのは漠然とみたり読んだりするのではなく、感じながらかつ考えながら読んだり見たりすることだと思いう。
マンガのいいところは感情移入しやすく、行動をしたい!!という気持ちになりやすいですよね。
電子書籍版もあります!!