【53冊目】『MBO-マネジメント・バイアウト』 小説で読みやすい!!
MBOに興味のある人はぜひ
アマゾンの内容紹介より
「あなた自身がギャラクシー・デパートになるとは、あなたがギャラクシー・デパートを買収することです」ー解任寸前の雇われ社長・小野里は大木弁護士の助言に躊躇した。しかし小野里は巨大グループのオーナーを相手に取締役会で過半数株主を追放し、外資系ファンドを操り、経営権乗っ取りの勝負に出た…。MBO戦争を告げる企業法律小説。
本書の著者である牛島信氏の本は初めて読みました。著者は国際弁護士なのですね。本書でも弁護士の登場する部分、絡む部分はきっちり書かれていた印象がありましたが、著者の経歴をみて納得がいきました。
本書は小説ですが、小説色がそれほど強くなく、どちらかというと小説仕立てのケーススタディのような印象をうけました。本書のタイトルが「MBO」ですから、MBOに少しでも興味のある人は読んだほうがいいと思います。勉強になりますから。
映画にもなっている
本書は、映画にもなっていたのですね。主演は三上博史。
今ならアマゾンのプライム・ビデオで無料で観ることができます。
僕もせっかくなので観てみようと思います。原作が小説の場合、ストーリーがどうなっているのか気になります。ほぼ原作通りなのか、まるっきり変わってしまっているのか。
アマゾンのプライム会員30日間無料で体験できるキャンペーンは今もやっているとのこと。まずは登録してみて気になる映画を観まくるのもいいかもしれません。