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【22冊目】『我が闘争』堀江貴文

 

我が闘争 (幻冬舎単行本)

我が闘争 (幻冬舎単行本)

 

 

あのホリエモンこと、堀江貴文氏の自叙伝。これは興味がありということで迷いなく購入しました。kindle版でも発売されていたのでkindle版で。

内容は著者が生まれてから現在までが書かれている。本書は著者が服役していた時に書き始めたものであるという。「過去を振り返るという行為になんの意味も見出せなかった」という著者が書いた本である。そんな過去を振り返ることになんの意味も見出せなかった著者がなぜ過去を振り返った本、自叙伝を?と思うかもしれないがその理由は本書に書いてあるのでぜひ読んでほしいと思う。

東大に入学して何をしていたのか、どうやって起業に至ったのかなど事細かに書かれている。特に起業してから逮捕されてしまうまでものすごい勢いで過ごしてきたことがよくわかる。
プロ野球界への参入、ニッポン放送買収、衆議院選立候補など本書を読むだけでもものすごい勢いでやってきていることがよくわかる。本を読むだけでこれであるから本当はもっとすごかったのだろうと思う。

詳しい内容は本書を読んでもらいたいが、
著者がいつもやってきたこと。それは「目の前のやるべきことに対して一生懸命取り組むということ」
確かに本書を読めばわかるが、起業前も起業後の数々の取り組みも著者が懸命に考え目の前のやるべきことをやっていたのだと思う。

『ゼロ』もいい本であったが今回の『我が闘争』も非常にいい本。
最後に本書から僕が最も気に入った文章を引用します。

僕には、僕らには今しかない。
今、やるべきことをやることしか、幸福になる道はない。
僕は、僕らはもっと幸せにならなくてはいけないのだ。

今しかない。やるべきことをやるしかない。
確かに過去を振り返っている場合ではないと思う。今できるやるべきことをきちんとやっていく。そのことこそが、『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』に書かれていた「小さなイチをたしていく」ということではないか。

意外と今やるべきことをおろそかにしている人が多いのではないかと思います。

僕自身もそうならないように今やるべきことに目を向け取り組んでいきたいと思います。