【137冊目】『人生で大切なことはすべて「書店」で買える。』ー当事者意識を持って読書しよう!
人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。 20代で身につけたい本の読み方80
- 作者: 千田琢哉
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2017/05/12
- メディア: Kindle版
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読書が大切ということはよく言われます。僕自身もそう思っています。
著者は、大学4年間で1,000万円分1万冊以上の本を購入し読んだと言います。大学生の時に1,000万円を本代につぎ込むというのはなかなか物凄いことですよね!生半可な気持ちではできません。
しかも、たくさんの本を読み続ければ、お金持ちになれるとか、将来本を書くことができるようになるとかそんなことを考えて読んでいたというのではないそうです。
そんな著者が、読書を続けてきて結果として断言できることがあると言います。
あなたの人生で、これから先に起こる未知の難題に対するすべてのヒントは、すでにどこかの誰かが本に書いてくれているということです。
ということで、本書ではその本の力、読書の力が語られています。読んでみる価値は十分にありますよ!
質?量??
読書の重要性の話になると、質が大事なのか、量が大事なのかという話が必ずと言っていいほど出てきます。
著者の答えはこうです。
圧倒的な読書量をこなさなければ、質の高い読書ができるようにはなりません。
これはあくまで質は重要ということが前提。その質を高めていくために量が必ず必要になるということです。
量と質は比例するものであり、相反するものではないのです。
良書か否かは膨大な量の本を読まなければわからないということ。
読書量を増やし、良書をみつけ、その良書を繰り返し読むことが重要ですね。人それぞれ、その人にとっての良書というのは違うものになるはずですから。
本質を衝く能力
本質を衝く能力を欲しい人も多いでしょう。僕もいつもその能力を身につけたいな~と考えています。
その本質を衝く能力というのも読書で身につけることができると言います。
それは、自分でもタイトルを考えること。出版社は本を売らなければならない。その出版社がギリギリのテンションで考えるタイトルを、自分自身で当事者意識を持って考えることが最高のトレーニングになるというのです。
ここでのキーワードは当事者意識。
本気で本質を衝く能力を磨きたいのであれば、すべてにおいて当事者意識を持って考える癖をつけることです。
だから、どんなに有能なサラリーマンコンサルタントよりも、命をかけている中小企業の経営者のほうが本質を衝く能力は上です。
当事者意識が違うからです。
これ最近本当に大事なことだな~と思っています。物事を他人事で考えている人ってちっともいい意見、考えが浮かんでこないですもんね。
当事者意識、しかもそれも本気で当事者になったつもりで考えないと何事もいい意見や考え、方法は浮かんでこないはず。
これは忘れてはダメなことですね!!
☆☆☆☆☆
本、読書の力をたくさん書かれている本書。
本書を読むとさらに読書をしたくなるのではないでしょうか。僕はなりましたね!
本には未知の難題のヒントが書かれている。これを読まない手はありません。
ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、難題の答えではなくあくまでヒントが書かれているだけですから、そのヒントをつかみ取るように当事者意識を持って読書ができれば最高ですね!!
人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。 20代で身につけたい本の読み方80
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