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【116冊目】『クリスマスのフロスト』ー主人公のキャラが強烈すぎる!!

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

「フロスト」シリーズの1作目。

これ、面白すぎますよ!!初めて読みましたが、面白いな~と思いました。

 

話の内容としては、イギリスの田舎町で少女の誘拐事件が起こります。それをきっかけに様々な事件が関係していくという……

話としてはそれほど複雑なものではないのです。

じゃあ、何が面白いの?という話になりますが、それはこの小説の主人公の「フロスト」が面白いのです。

 

キャラが強烈というか、人間味があるというか…。だいたいこういった話の主人公というと超優秀であまり欠点がないというパターンが多いと思います。

しかし、このフロストは違います。事件を解決するという点に関しては、優秀ということでまちがいないと思いますが、下品な冗談(下ネタも多数)、様々な悪態、まただらしない性格で整理整頓もできないといった感じなのです。それでいて、仕事中毒というなんともでたらめな性格の主人公のフロスト。

 

本当に下品な冗談がいたるところに出てくるので、ついクスッとしてしまいます。

シリーズがかなりあるので、違う作品も読んでみようと思える1作でしたね。

 

☆☆☆☆☆

好き嫌いがもしかしたらわかれる作品かもしれません。

一度読んでみてはいかがでしょうか。

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)