クレジットカードに「指紋認証システム」が搭載される?マスターカードが準備中
こんな記事が出ていました。
マスターカード、2017年末までに「指紋認証システム」をクレジットカードに実装|WIRED.jp
英数字のパスワードに取って代わりつつある「指紋」を使った認証。マスターカードはいま、指紋認証システムをクレジットカードに搭載させるべく実証実験を進めている。
指紋認証システムというのは今至る所で活用されていますよね。
身近なところでいえば、iPhoneをはじめとするスマホ。以前は、PINコードをいちいち入力していましたが、指紋認証が搭載されてからは指をのせるだけでロックが解除できます。
iPhoneの進化の中で、このシステムが一番便利だとも思っています。以前、そんなエントリーを書きました。
その便利な指紋認証がクレジットカードにも搭載されるというのです。
ビックリしますよね!!一体どんなシステムなのかとても気になるところです。
サインは不要に
このカードが実現すれば、紙の伝票にサインをしたり、PINコードを入力するのではなく、カードに親指を当てることで身元を証明することになるだろう。
サインはもちろん不要になります。今もICチップのついているクレジットカードであればサインは不要ですが、代わりに暗証番号を入力しなければなりません。
ということは、暗証番号がわかれば別人のものも使えてしまいます。
それが、指紋認証になれば本人しかその指紋を持っていないわけですから、本人しか使えないというセキュリティ上も今まで以上に強くなります。
指を置くだけOKと便利な上、パスワードやPINコードよりもセキュリティーが強くなるというこのシステムがクレジットカードにも対応されればいいですよね。
既にテスト開始している
なんと、このシステムすでに南アフリカでテストされていると言います。驚きですね。
マスターカードは、2017年末までに国際レベルでこの認証システムの導入を開始させる予定とのこと。
2017年末といえばもうすぐです。日本にもこのシステムは導入されるのでしょうか?楽しみですね。
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より安全で便利なシステムが導入されるのはとてもイイこと。
何年かするとこれが普通になるのかもしれません。
しかし、気になることだらけです。
どんなシステムなのか、決済端末も新しいものでなければならないのか、などなど。
さらには、このシステムが導入された場合、指紋の登録が必要になるはずですがどこで登録することになるのでしょうか?