【147冊目】『情熱をお金に変える方法』ーとにかく行動が大事!
最初のページにいきなりこう書かれています。
この本は普通の人が書いた本です。
著者のますだたくおさんは、有名大学出身とかコンサルティング会社出身とかそういう人ではありません。21歳から個人事業主として闘ってきた人物だといいます。
また本の表紙にも、「7年間で転職41回、借金2200万円!僕が暗黒時代を乗り越えた驚くべき方法」と書かれています。転職41回というのはなかなかすごいですね。
こんな人物がどう成功をしてきたのか?そんな内容が書かれている本です。
行動が大事
あなたの情熱をどこにぶつけるのが最適なのか?
あなたの情熱はいつお金を生んだり人を救ったりするのか?
本書はこれが書かれている教科書だと言います。実際に読んでみたらそうでした。
ただ、読んだだけではいけません。本書にも書かれているが、結局は行動するかしないか。行動しなければ全く意味がないのです。
本書はこの行動しなければ成功はないと書かれている。では、行動できない理由はなんなのだろうか。その一つがこれだと思う。
やればいいということは誰でも知っているけど、行動ができない理由も簡単で、最初からうまくやろうとするから体が動かない。最初は、下手でも構わない。どんなことでもやっているうちに上達するものだ。
完璧主義の人ほどこういう考えになってしまうのではないだろうか。
まずはやってみる。これが次への一歩になっていくはずです。
凡人
凡人ではダメと書かれています。凡人の特徴も書かれています。
・行動しない評論家 ・他人任せの選択をする ・人の文句を言う ・本を読まない
・行動が遅い ・顔がくすんでいる ・部屋が散らかっている
などなど。
凡人のままではいつまでたっても成功しないと言います。そうですね。成功しないから凡人なのです。
またアイデアだけがたくさん出てくる凡人も痛烈に批判しています。
アイデアが出てくるのであれば凡人ではないのでは?と感じるかもしれませんがそうではありません。
「世の中、行動して結果を出してなんぼ」である。これはすべての成功者が知っている真理である。
その行動が抜けてしまっているからアイデアがいくら出てきてもダメなのである。これは気をつけなければなりません。
ホリエモンの本にもそんなようなことが書かれていました。アイデアに価値なんてない。やったもん勝ち、行動したもん勝ちと。
☆☆☆☆☆
本書にはルソーの言葉が紹介されています。
「知るは凡人、やるは偉人」と。
本書はいかに行動が大事か、その行動をどのようにすればよいのかということが書かれています。
本書は情熱をお金に変える方法というタイトルだが、本書を読めば情熱はわいてくるはず。そして、行動もしたくなるはず。
少なくとも僕はそう感じました。