【マンガ】『インベスターZ 19巻』「重粒子線ガン治療」について知ることができる!
『インベスターZ』といえば、投資を通してお金のことを学ぶことのできる素晴らしいマンガで何度もこのブログで紹介しています。
その『インベスターZ』の新刊が出ていたので今日はその紹介です。その新刊で前半に「ガン治療」について書かれていました。僕は知らないことでしたので勉強になりました。
ガン治療といえばどんなことを知っているでしょうか。
本書でも紹介されていますが、手術で取る、抗ガン剤で抑える、放射線治療の3つです。日本ではこの3つを症状に応じて掛け合わせて行われているということ。
それぞれの治療法には課題があると言います。放射線治療もしかり。ある技術の開発により、その放射線治療が飛躍的な効果を発揮できるように。その技術が「重粒子線」というものだといいます。
それを研究している国立山形医科大学教授 根上慶治 先生の話です。
重粒子線のメリットをまとめるとこんな感じです。
・身体の表面では放射線量は弱く、奥部にあるガン病巣において放射線量がピークになる
→狙い撃ちが可能
→ガン病巣に十分なダメージを与え、正常細胞への打撃を最小限に抑えることが可能
・副作用少ない
・通院治療が可能
・難治性のガンに有効
・治療期間が短い
本書に書かれていますが、「朝治療にいき、重粒子線をバチンと当てて、午後には帰る」といったように歯医者で虫歯を治すような感覚でガンを治すことができるということ。
こんなすごい治療法があるなんて僕は知らなかったので驚きでしたね。
その素晴らしい治療法の重粒子線治療ですが、費用はトータルで314万円。これを高いと思うか安いと思うか。本書でもその議論はされていますが、僕の考えとしては「安い」ですね。
入院も必要なしで、治療後次の日から通常の生活も可能、さらには治療効果も高いのであれば間違いなく安いと思います。314万円という数字だけ見てしまうと高いと感じますが、ガンを治す、さらにはその治療法のメリットを考えると決して高くないと思いますね。
この「重粒子線ガン治療」が日本で広まらない理由なども書かれています。
一番の問題は知らない人が多すぎるということかもしれません。僕も本書を読むまではそんな治療法があるなんて全く知らなかったですから。
こんな画期的な治療法はもっともっと広がるといいと思います。
そんな話が書かれた『インベスターZ」19巻目ぜひ読んでみてください。