【91冊目】『LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵』~物理的な負荷を捨てると人生が拡大していく
高城剛さんの本。ノマドと言えばこの人ですよね。
世界最大の消費タウン「東京」をやめ、モノが溢れる生活を脱却してから10年が過ぎようとしているとのこと。
さらに、前作の『LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵』から3年半。今ではさらにモノを削減し、持っていた不動産もすべて売却、家に住むのもやめたと言います。
そのため、移動距離は飛躍的に伸びることになったといいます。そのモノを減らし、常に移動している著者が持っているものは何なのか。それが本書になります。
モノがあふれるこの時代で、著者は今何を残しているのか。使っているのか。
これはとても興味がわきますよね。
ただ、このモノをどんどん減らしているという著者ですが、本書を読むと物欲をそそられます(笑)
おそらくそれがイイものだから。
本書では、旅行期間の長さごとに著者が必要とするアイテムを分類し、荷物を運ぶための独自のパッキング方法を紹介しています。
まず驚いたのが、著者は1日の外出であれば、PC等を持ち出さずiPhone6sとBluetoothのキーボードで仕事をしていると言います。なんと、これで1冊の本の大半を書くまでになっていると言います。驚きですね。
使っているのは、「iLepo Flyshark2」というキーボードということですが、Amazonでは見つかりませんでした。折り畳みできるBluetoothのキーボードだとこれなんかがよさそうですね。
さまざまなモノが紹介されていて面白いですよ。
「モバイル自炊セット」なんて面白くないですか?パスタを茹でるのにキッチンなんていらないと言っています。
ドローンなんかも紹介しています。なんと、紙袋にいれて持ち歩いているというのですから驚きです。
☆☆☆☆☆
いろいろ工夫されているなと感じますね。
工夫して本当にいいモノだけが残っている。間違いなく参考になると思いますよ。僕自身も自分の生活と照らし合わせて必要なものそうでないものを見極めていかなければと思います。