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【38冊目】『シンプルに考える』 → シンプルに考えるということはどういうことか

シンプルに考える

 

今ではほとんどの人が使っているサービスであるLINE。

著者はそのLINEを提供しているLINE株式会社の社長をつとめた人物です。

 
内容として本当に読んでよかったと思えるものでした。
著者がどうシンプルに考えているのか、考えてえきたのか。非常に参考になります。
 
シンプルに考えることによって、常識とされていることに対して疑問が生まれます。その疑問について考えることができれば、よりシンプルな答えが生まれるのではないかと本書を読んで思いました。
 
 
下記、気になった部分です。
 
現場はひたすらユーザーのために全力を尽くす。
経営は、現場が仕事にとことん集中できる環境を守る。

 経営の人が現場に口を出してあれこれやるのではなく、経営者は現場の邪魔をするものを取り除き、必要なものを用意したりと現場を最も重要と考えるべきなのですね。

 
人々が求めているものを与えることができる人は、どんな時代になっても生きていくことができる。それが、ビジネスのたったひとつの原則だと思うのです。
求めているものを与える。そのためには求めているものを感知する能力も必要になってきますね。
 
競争であり、戦いでもあります。しかし、それがビジネスの本質ではないと思うのです。
むしろ、それを本質だと考えると道を間違えるのではないでしょうか?
なぜならユーザーから目が離れてしまうからです。

 あくまでも大事なのはユーザー。そのユーザーから目が離れているケースはよくあるのでは?競争ばかりに目をむけてしまうのは危険です。

 
イノベーションを生み出すのは人間であって、システムではありません。
社員をシステマチックに管理しようとすればするほど、イノベーションから遠ざかってしまうのです。

この社員を管理する企業が多いのではないでしょうか。

 
身を削るような努力も必要です。しかも、失敗は許されません。心理的にも肉体的にも強いストレスにさらされるのが、仕事というものです。仕事はしんどくて当たり前なのです。
仕事はしんどくて当たり前。このことを理解できない人は多いのかも。
 
自分の感性で生きる。
それが、「いい仕事」をする絶対条件なのです。

 自分の感性を大事にしたいですね。そのためには自分の感性を磨く努力もしたいものです。

ずば抜けた結果をだすためには、空気を読んではならないのです。ユーザーが求めていることをシンプルに追及する人だけが、ズバ抜けたものをつくり出すことができるのです。
空気を読む。これは大事なことのように考えられていますが、それほど大事ではないという意識をもつことも重要かもしれません。
 
僕は常に、この問いかけを大切にしています。
「そもそも、これは何なのか?」ややもすれば、”専門家”がバカにしがちな素朴な問いかけですが、この問いかけこそが、僕をものごとの本質に立ち返らせてくれるのです。

 「そもそも、これは何なのか?」この問いかけをし、考えることによって本質を理解することができるのだと思います。

 

重要なのは、仮説の精度。
つまり、確信がもてるまで考え抜くことなのです。
そして、このサイクルを速く回すこと。
それが、その人の成長速度を決めるのです。

 考えることは非常に重要ということですね。考えることをしない人というのは多い気がします。

 

未来が不確実だからこそ、可能性は無限大にあるー。
これを信じることができるかどうか。
それが成功できるかどうかを分けるのだと思います。

 確かにそうですね。未来が確実であれば、可能性はありません。今は変化が激しい時代です。変化が激しければ激しいほど、その変化に対応でき、さらに実力があれば可能性は無限大ですね。

 
成功は捨て続けたほうがいい。たとえ厳しくとも、常に新しい価値を生み出すことに挑戦し続けたほうがいいのです。それが、その人の「市場価値」を高め続ける唯一の方法です。
成功というものは、捨てることがなかなかできないと思います。かなり意識して行動しなければなりません。
 
やる気のある人は、自分に必要だと思えば、勝手に勉強を始めます。
まさにその通り。教わってないからできませんとかいう人がたまにいますが、びっくりします。
 
部下のモチベーションを上げるー。
それが上司の重要な役割だと、よく言われます。
しかし、僕ははなはだ疑問です。なぜなら、企業はプロフェッショナルを採用しているからです。会社や上司にモチベーションを上げてもらわなければならない人は、プロとして失格だと思うのです。むしろ、このようなことが常識のように語られるのは、社会全体が幼稚化している証拠ではないかと感じています。
自ら学ぼう、自ら行動しようという気持ちのない人が、責任ある仕事をできるはずがありませんし、ましてや新しいものを生み出すことなどできません。会とはやる気のある人たちが集まって、ときにはぶつかり合いながらも「いいもの」を世に送り出すのが本来の姿だと思うのです。

 プロという意識がないのでしょうね。

 
権限を背景に人を動かすのはリーダーの本質ではない。自分の「夢」で人が動かせるかどうか。
自分の周りを考えてみても権限を背景にしている人は多いと思います。僕はどうならないようにしたいと思います。
 
変化の時代を生き抜くために最も大切なのは、いち早く自分が変化することです。
変化できるものが一番強い。
 
「計画」をつくることを仕事とする、いわゆる「事務方」と呼ばれる人々がいます。そして、日々ユーザーと向き合って、懸命に「いいもの」をつくろうと努力している現場の人々よりも、「事務方」が権威をもつことがあります。そのことに、僕は常々疑問を感じていました。
このパターン多いのではないでしょうか。
 

差別化をしたければ、差別化を狙ってはなりません。

 差別化はそのものの本質的な価値を高めることによってできるもの。

 

シンプルに考える

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