【37冊目】『白澤教授の医学の新常識「これはやるな!」』 →知らないことがたくさん書かれている
確か酔っぱらってコンビニで購入した本書。
ずっと読んでいませんでしたが、知らないことが沢山書かれていてとても勉強になりました。
著者は調べてみると、アンチエイジングやアルツハイマーの世界では有名な人みたいですね。
今の常識を
僕たちは普段、どこからか聞いた迷信のようなものを信じてしまっていることがあると思います。あるいは昔はそれが医学では当たり前だったことが、最近ではそれは非常識なことなど。
医学の進歩とともに明らかになっている今の医学での新常識が書かれています。
例えば、こんなものがあります。
「卵は1日1個まで」
というのを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
僕の母親は昔からよく言ってます。卵は1日1個までしか食べてはいけないから、食べ過ぎは良くないと。
しかしそれは違うと言います。健康な人であればなんと毎食1個でも良いというのです。その「卵は1日1個まで」は間違った実験のせいで広まったとのことです。
帝政ロシアの病理学者であるアニチコフにあるといわれています。
彼は、ウサギに卵や動物性タンパクを大量に与える実験をしました。その結果、ウサギの血液から異常に高いコレステロールが検出されたのです。この実験結果により、卵は危険な食べ物だということが広まったというのです。
そもそもウサギは草食動物。卵や動物性タンパク質を摂ったことのないウサギにこのような実験をすれば、異常をきたすのが当たり前だと言います。たしかにそれはそうですね。ただ当時はこの実験結果が信じられて「卵は1日1個まで」となってしまった。こういったことは科学や医学にはたくさんありそうですね。
たくさんの新常識が書かれている
他にも、前半のPart1の「日常編」では、
など、たくさんの新常識が書かれています。
さらに後半のPart2では、「男と女編」が書かれています。
やはり男性を落とすには”香水”!
男性に尽くしてはいけない!
イクメンになってはいけない!
など。
もちろん諸説あるのはわかりますが、楽しく読むことができさらに今の医学での常識を知ることができます。
今後も時代が進み、さらに医学が進歩することによってまた新常識がでてくるはずですね。
アマゾンでは販売していないようですね。
著者の他の本です。読んでみようと思います。