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【73冊目】『トレーニングをする前に読む本』→さらに筋トレの効果をアップ!

筋トレを行う上で知識は必要だと思っています。
知識があればさらに効率よくトレーニングすることができ、効果の増大も狙えますからね。ですから僕はトレーニング関連の本をちょくちょく読むようにしています。
 
今回はこの本です。

トレーニングをする前に読む本──最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり (講談社+α文庫)

 

筋トレに興味のある人はこの著者の名前を聞いたことある人も多いと思います。
著者は有名な石井直方氏。東大の教授でありながら、自身もボディビル、パワーリフティングの選手でもある筋肉界では有名な人です。
本書は2007年に刊行された『究極のトレーニング』を文庫化したものだといいます。1991年から健康関連の小冊子に連載してきたものを再編集したもの。
1991年というと少し古い情報なのでは?と思っていしまうと思いますがそこはきちんと注釈が加えられていますので問題ありません。
 
 

内容は?

内容は素晴らしいと思いますし、わかりやすく書かれていますが、はっきりいって難しいです。手軽にちゃちゃっと読むというわけにはいかないホンダと思います。
副題にスポーツ生理学と書かれていますからね。
ただ本書に書いてあることを知っていてトレーニングするのと、知らずにトレーニングするのでは効果が変わってくることは間違いなさそうです。
 
 

筋トレについてだけではない

肌についても書かれています。肌を若々しく保ちたいと思う人は多いのではないでしょうか。そこでよく聞くのがコラーゲンですね。そのコラーゲンについても書かれています。
共同研究者の中里浩一・日本体育大学准教授らは同じ遺伝子組み換えマウスを用い、高コラーゲン食を摂取させると、肌でのコラーゲン合成が高まる傾向があると報告していいます。
残念ながら統計的に十分にものがいえるだけのデータではありませんが、コラーゲン摂取を心がけることで、肌を若く保てる可能性はあるでしょう。しかし、栄養物としてのコラーゲンがなぜ組織のコラーゲン合成を高めるかは不明です。
 

と書かれています。効果はあるようだが、なぜだかはわからない。しかもその効果は、統計的にどうのこうのいえるものではなくあくまでも可能性の話だといいます。

んーこういうことって、人間の体に関して他にもまだまだありそうですね。科学の進歩で徐々にわかっていくのでしょう。
 
 

トレーニングしながら読もう

本書のタイトルは『トレーニングをする前に読む本』ということですが、これを読んでからトレーニングにとりかかろうとするとちっともトレーニングをすることができないかもしれません。
まずはジムに通い、パーソナルトレーナーをつけ正しいフォームや知識をつけ、本書を読みながら知識、方法を肉付けしていくのがいいと思います。
またトレーニングを継続的にやっている人でも本書を読んでさらに知識、方法を手にいれさらに効果を増大させることができる1冊だと思います。