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【67冊目】『怪人二十面相』→無料で読める!

怪人二十面相

 

青空文庫で無料

この作品を知っている人も多いと思います。江戸川乱歩の名作です。
この『怪人二十面相』を読むきっかけとなったのは、Kindleストアを見ていたら目に留まったからです。
確か小学校の時、図書館でドキドキしながら読んだ記憶があります。懐かしいなあと思っていたら、これ青空文庫で無料となっているではありませんか?
 
無料であればこれは読んでみるしかありません。
内容もほとんど覚えていないですから、楽しく読めること間違いなしです。と思って読んでみましたが、やはり読んでよかったですね。
 
内容としては、まったく難しい表現も言葉もなくサクッと読めてしまいます。展開もある程度読めてしまうのですが、面白かったですね。この内容を無料で読めるのであれば、文句なしでしょう。

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ちょっとした頭の働き

怪人二十面相は、これは相当な詐欺師ですね。相手をだますのがうまい。
本書の中で明智探偵もこう言っています。
みなさん、これが二十面相のやり口ですよ。人間わざではできそうもないことを、ちょっとした頭のはたらきで、やすやすとやってのけるのです。
二十面相はこのちょっとした頭のはたらきを持っていて、それを人間の先入観の部分に上手に入り込んで、うまーくだましていると感じましたね。明智探偵もしかりです。二十面相vs明智小五郎はこの頭のあたまの働きの対決といった感じです。
 
普段から、このちょっとした頭のはたらきというのは常に考えなければいけないですし、また人間の先入観の恐さというのは気をつけなければならないと思いましたね。
 
青空文庫は無料でたくさんの名作が読めますから、電子書籍を使ったことがない人はスマホにKindleのアプリをいれてまずはこの無料本を読んでみるといいと思います。
怪人二十面相

怪人二十面相

 

 

 

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