【54冊目】『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』
アマゾンの内容紹介より
プライドを捨てろ!
周りを気にして本音を言えずに生きている方、自分のやりたいことに踏み出せない方は、多いと思います。
この本の著者である堀江貴文氏(ホリエモン)は、徹底的に言うべきことを言い、やるべきことをやるという生き方。それになぜか魅かれる方も多いのではないでしょうか。本書では、生き急いでいるようにも見える堀江氏に、人生を後悔しない生き方のヒントをいただきました。
プライド、言い訳、バランス……。どんな方でも、自分を生きにくくしているものに、きっと気づくはずです。
誰でもできることをやるのか、やらないのか
著者は本書のはじめにでこういっています。
僕は、いつも誰でもできることしか話さない。しかし、たいていの場合、それをやるかどうかで、その後の結果が変わってくる。
やるのか、やらないのかこれは大きな違いだと思います。行動しなければ何もうまれないですからね。いつも誰でもできることしか話さないと著者は言います。重要なのはやるかどうか。著者はずっと行動し続けてきた人なのだと思います。
本書でも書かれている「できない理由」をすぐにいう人いますよね。僕の仕事関係でもいます。そういう人って本当に現状維持が好きというか、何もやりたくないのか?と思ってしまいます。その「できない理由」を考える労力、時間の方がもったいないですね。こういう人にはなりたくないと思います。本書ではこういう人は「暇な人」と書かれています。そうはなりたくないものです。
本音で生きるためには?
では、本音で生きるためには何が重要なのでしょうか。
1・言い訳しないこと
2・バランスをとろうとしないこと
3・「自意識」と「プライド」を捨てること
が重要だといいます。本書はこの重要なことについて書かれています。その中で僕が気になった点をいくつか引用します。
大体「やり方がわからないからできない」と言う人ほど、「それをやるためのコツはないですか?」と聞いてくる。
はっきりいって、そんなものは、ない。
ただ努力すること、努力を続けること。
仕事でもそういう人いますよね。うまくいっている人に、特に自分自身は何の工夫もせずに、すぐにコツを聞いてその表面上のテクニックだけやってうまくいかないと。真似することは決して悪くないと思いますが、自分なりの工夫がないとうまくいくことはないはず。著者は努力の重要性を説いてます。
言い訳をやめると、本当にすっきりする。すぐに体が動くようになる。これだけは、今すぐやってみて欲しい。
知らないうちに言い訳していないか。自分で自分のことを考えてみるとそういったことが少なからずあることに気づいてしまいました。
意外と言い訳していないと思っている人でもよくよく考えてみると多いのではないでしょうか。本書はその気づかないことを気づかせてくれるヒントがあります。
本当にやるたいことがあるのなら、バランスなんてとらなくていい。極端でいいのだ。
バランスを維持したまま新しいことをやり、現状を変えることなく、物事のいいとこどりをしようとするのは不可能と書かれてます。とことんやらなければ成果などでることはなさそうです。とことんできるのかどうか。バランスなど気にせずとことんやることが重要ですね。自分自身はできているのか。考えさせられます。
「自分がバカ」であることを知っている人は、強いのだ。
「小利口」になってはいけないといいます。ノリで動けない人は、とにかくプライドが高いと。プライドの中に引きこもって弱い自分を守ってはいけない。
「失敗したっていいよね」くらいの気持ちで動ける人間になりたいと思います。僕もなんでもやってみると思っていても、どこかでつまらないプライドが邪魔をして行動できていないときがあるかもしれない。気をつけていきたいと思います。
ちょっとしたチャンスは、いつでも誰の前にでも流れている。それが将来的に何につながるかなど、誰にもわかるかけがない。とも書かれています。それに飛びつくことができるのかどうか。変なプライドで飛びつけないなんてもったいないですよね。
著者もノリのよさだけは忘れないようにしているとのことです。
時間は有限だから最適化を
何かをするために、お金も地位も必要ない。必要なのは、誰にでも平等に与えられている、死ぬまでの時間だけ。だからこそ時間は何よりも貴重な資源であり、それをいかに使うかが最重要課題となるのだ。
やりたいことをすべてやろうとすると時間が足りなくなると思います。そこで重要なのは「時間の最適化」だと。本書には著者の最適化が数多く書かれています。ここでも著者の工夫がみられます。
毎日生活していると本当は無駄なことでも、知らず知らずのうちにそれが当たり前になってしまっていることは多いと思います。無駄だなとかこうした方がいいのかなと思ったらすぐに改善することが重要ですね。
とまだまだ本書にはたくさん参考にしたいことが書かれています。そして、本書に書かれていて参考になった部分は、きちんと行動していかなければならないと思います。
「やるか、やらないか」これで大きく変わるのでえあれば、「やる」方を選びたいものですね。僕はそうします。