【43冊目】『憂鬱でなければ仕事じゃない』→ 仕事への姿勢を考えさせられる
サイバーエージェントの藤田氏が一番影響を受けた人物
本書は、幻冬舎の社長である見城氏の言葉に対し、見城氏が解説し、さらにそれを受けてサイバーエージェントの社長である藤田氏がコメントするという形式です。
藤田氏はこの見城氏に非常に大きな影響を受けたといいます。本書でも、30代になってから一番影響を受けた人物と言っています。
藤田氏は、ビジネスマンとして人生を歩んでいく上でどうも釈然とせず、自分の態度はどうあるべきか戸惑っていたようです。そんな藤田氏に対し、
見城社長は、そういった疑問に対して何が大切で無駄か、初めてはっきりと僕に教えてくれた人でした。
とあるように、本書に書かれていることもとてもハッキリしています。
例えば
- 小さなことにくよくよしろよ
- スムーズに進んだ仕事は疑え
- 良薬になるな。劇薬になれ
- 天使のようにしたたかに、悪魔のように繊細に
- 男子たるもの、最後の血の一滴が流れるまで、戦い抜け
一本の筋が通っていると感じるので非常に読んでいて気持ちがいいですし、納得でき参考になることも多い本だと思います。
また、藤田氏が全て見城氏の意見と同じかというとそうでもありません。基本的には似た意見ですが、違った意見が書かれているところもあります。そういうところも読みがいがあります。
スポーツジムに週6回
驚いたのがスポーツジムに週6回も通っているというのです。藤田氏もこれを真似て週6回通っているといいます。
週6回。本当にすごいですね。それだけ時間を作るには自己管理もしなければなりませんので、強い心と身体ができそうです。
僕も週6は難しいにしろ週に3回これをなんとか続けていきたいと思います。
「時間がない」はただのいい訳ですから。
二次会は行かない
会食ももちろん多いようですが、二次会は基本的には行かないということです。これは僕も真似したいところ。
二次会に行くとどうしても次の日の仕事をはじめ様々なパフォーマンスに影響がでます。その影響でジムに行っても集中できないですし、いいことはありません。
基本的には二次会に行かない。これを僕も実践していきたいと思います。