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【30冊目】『世界最強の商人』 → 正しく読むと300日かかる!

もともとは高価な本

もともとは『地上最強の商人』というタイトルだったようですね。

地上最強の商人

地上最強の商人

 

しかもめちゃくちゃ高い本。今もアマゾンで検索してみると、なんと10,584円!これはなかなか手が出せませんね。

そんな本が、文庫化され非常に安くなりました。562円。約20分の1の価格に。
これはかなりお買い得です。僕はkindle版で購入しましたので、さらに安い468円。
 
僕は本書の存在は知らなかったのですが、kindleで見かけ購入にいたりました。
世界最高ではなく最強。商人に「最強」という表現はおもろいなと感じたのがきっかけです。
 

正しく読むと300日間かかる

実際に読んでみてですが、物語形式となっており飽きることなく一気に読んでしまいました。
本書は成功の原理原則が書かれた10の巻物を読んでいくのですが、それには読み方があります。その読み方がこう書かれています。
 
それぞれの巻物を30日間、ここに規定された方法で読み続ける。そしてそれを終えるまでは、次の巻物に進んではならない。
 
なんと、読み終わるのに30日間×10巻ですので300日かかります
10か月。僕は数時間で読んでしまいましたので、全く正しい読み方ができていません。
朝黙読で1回、昼食後黙読で1回、就寝前に声を出して1回。
ということですので、1日3回×30日間ですので90回読まなければ次に進めないということですね。
 

たくさんの名言が

本書はたくさんの名言があります。
ぼくが気になった文章を引用します。
 
私は成功するまでがんばりぬく。
私は敗北するためにこの世に生まれてきたわけではい。また、失敗が私の血管の中を駆け巡っているわけでもない。私は羊飼いにつつかれて動く羊ではない。私はライオンだ。私は羊と一緒に話したり、歩いたり、眠ったりはしたくない。
失敗という墓場に送られるのは私の運命ではない。

成功するまで頑張りぬく。

先日読んだ、『営業の神様』にも同じようなことが書いてありました。

本気で成功したいなら、本気でものごとをよいほうに変えたいなら、ひたすら全力で前に進むしかない。

と。

 

私は良い習慣を身につけ、その奴隷になる。
 
習慣は別の習慣によってのみ変えることができる。

良い習慣。この言葉にドキッとした。自分自身、悪い習慣の奴隷になっていないか、もう一度考える必要がありますね。

悪い習慣を良い習慣によって変えたいものです。

 

いかにして成功するかよりも、いかにして失敗を防ぐか、ということだ。なぜならば、成功とは人の気持ちのあり方に他ならないからだ。千人の賢者に「成功とは何か」と聞いてみれば、千通りの答えが返ってくるだろう。しかし、失敗に関してはその定義はただ一つだけである。すなわち、「失敗とは、それが何であれ、その人生の目的に到達できないこと」なのだ。
いかに失敗を防ぐことができるか。これは非常に難しいと思う。
失敗の定義は決まっている。確かにそう。決まっているのであれば、対策が打てそうなものであるが、これができないからなかなか成功するのは難しいということかもしれない。
 
私は今日が人生最後の日だと思って生きよう。
この気持ちで生きている人は強いだろう。まさしく最強
なぜならば一日もムダにしないから。
僕はできていない。なんとなく過ごして一日を終わりにしてしまうことも正直あります。
 
恐怖心を克服するには、「ためらわずに、今直ちに行動する」
まず、行動。恐怖心を感じないほど行動すればいいのかもしれない。
 
 
またこれは訳者のあとがきの中での文章ですが共感したので引用します。

私たちは誰もがセールスマンだ。

これは僕も常々思っていることですが、誰もが何かを売って生きていると思います。でなければ、価値が生まれずお金も稼ぐことができないと思います。

自分自身の価値を世の中にセールスすることが成功の秘訣かもとあるが、まさにそうかもしれません。僕自身どんな価値を提供できているのかきちんと考え行動していかなければならないと思いましたね。

世界最強の商人 (角川文庫)

世界最強の商人 (角川文庫)

 

 

この続編もあるのですね。これは読んでみたいです。 

その後の世界最強の商人 (角川文庫)

その後の世界最強の商人 (角川文庫)